無洗米

精米した白米の表面には従来の精米機では取りきれない粘性のヌカが残っています。
これは肌ヌカと呼ばれます。お米をとぎ洗いすることで、このお米の表面の肌ヌカが洗い落とされおいしいご飯になります。
お米をとぎ洗いするという手間をなくしてくれたのが無洗米です。無洗米は 洗う必要のない衛生的(きれい)なお米です。
袋からお米を出して、水を注ぎ、しばらく置いた後ご飯を炊くことができます。
無洗米は今までの精米工程の後に無洗米加工をして作られます。
米の銘柄には関係なく、こしひかり、あきたこまち、ひとめぼれ、等の無洗米があります。
お米全体の需要が伸び悩む中で、首都圏の生協ではお米の需要が伸び、 お米の販売量の半分以上が無洗米という生協がいくつも出ています。
最近の無洗米ブームは生協から火がついたといわれますが、スーパーマーケットやデパートでも無洗米を販売しています。
ほっかほっか亭やCoCo壱番屋、コンビニのおにぎりやお弁当にも無洗米は使われています。
洗う必要がないという便利さと、水加減が一定で誰が炊いてもうまく出来上がることが受けているのです。
企業の採算性の面や環境対策からも良い結果が出ているようです。
無洗米は表面を削っている訳ですので、普通のお米よりも乾燥しやすく虫も喰いやすいです。
そして半年と言わず、2,3ヶ月でポロポロになってしまいます。
電気炊飯器で炊いたら「炊飯器が壊れたか」と思った友人もいました。
実際には、買ってきたお米を半年も眠らせておく家庭はないと思いますが、日持ちしないのは事実です。
半年どころか1ヶ月で味が落ちます。半年もお米を使い切れないならば、ご飯パックを買った方が美味しく食べられると思います。
たまにしか炊かない人は普通の精米をお勧めします。無洗米は、毎日炊く人にはとても便利と思います。
普通米はとぎ汁の固形物やとぎ汁中のCODが無洗米より高く、環境負荷が大きいといえます。
新鮮度の低下は、無洗米・普通米同様にみられますが、無洗米の方が低下が早いという結果でした。
おいしさに大きな違いはみられませんが、若干無洗米がおいしいとの評価でした。
アンケートの結果から、無洗米に対して情報不足などによる不安感があるようです。
表示については、無洗米の製法に対する表示が1銘柄にしかなく、今後表示することが必要と思われます。
- 次のページへ:ササニシキ
- 前のページへ:白米(精白米、精米)
お米大好き.netは、管理人が情報や知識について調べました
ピックアップ!:芽米(胚芽精米)
胚芽米は、正式の名前を胚芽精米と呼び、胚芽部分を残して精米されたお米です。 胚芽米には、白米にはない・・・
